ジゼル・アラン 1巻

『エマ』ライクな、二十世紀初頭ヨーロッパを舞台にした物語。
主人公は、もともとお城みたいなお屋敷に住むお嬢様だったのですが、何故かアパートの大家さんをしています。
年齢も明らかではなく、想像するしかないのですが、その背格好や好奇心旺盛な様子、もう数年で恋愛の対象に…といった(当時の)話題からすると、いってても十四歳位でしょうか。
そんなジゼルが、家賃を盾に(笑)二十歳弱位の眼鏡男子エリックをパートナーに“何でも屋”を始めます。
ジゼルは、何にでも首を突っ込み、初めて見るもの、経験することに心を動かされますが、エリックは気が気ではありません。
そんな中見せる、ジゼルの年相応の幼い表情と、一変して見せる妖艶なまでの大人びた表情。
可愛いです。
さて、そんなジゼルのもとへお屋敷からの使者が!?
これからどうなっていくのか、気になります。
エリックの微かな恋心?もね。(笑)