『よつばと!』12巻・『お気の毒ですが、冒険の書は 魔王のモノになりました。』1巻 他
今日は、午後からがっつり曇り。
ネット上では、減光したとはいえ、まだ尾の美しいパンスターズ彗星が観られたと報告があるのですが、さすがに自分は諦めムードかな?
では、再び積み上がり始めて危機感一杯(^^;の、3月期第3弾。
『キミは宙のすべて』…宙という言葉に惹かれて購入してみました。…もしかして、男の子の名前以外、天文関係なし?(^^;
母親の再婚を知って会いに行った莉花ちゃんは、母親の結婚相手の子である星夜くんと出会い、星夜くんは早々に告白。
莉花ちゃんの母親の離婚原因を知っている、幼なじみの銀河くんも、莉花ちゃんに思いを寄せていて、まさに少女漫画王道展開。
ま、それこそ王道展開なので、銀河くんに勝ち目は無さそうな気がするんですが…。(^^;
しかし何より、お母さんの離婚原因の方がなぁ…。それで別れなくてはいけないなんて、お父さんホントにそれでよかったの?
『アルヴ・レズル -機械仕掛けの妖精たち-』…巻数表記無いのに、完結してNEEEEE!! っていうか、後書きにそれ書かれても…。
と、いうわけで、小説のコミカライズではありますが、完全に導入部分のみ。やられた!という感じ。
仮想空間にいた人たちを襲った事件が、多くの人々の魂を消失させてしまいました。しかし、僅かながらそこから帰還する者もいます。
その帰還者(アルヴ)は、例外なく、ネットやそれに繋がる機械を操る能力を手に入れるので、利用しようとする者もいるようです。
別人の魂が帰還したらしいポエムちゃん(男?)と、元の女の子の義兄は、これからどうなるのか? …そりゃ気になりますよ。
『最後のレストラン』3巻…“スタイリー”“ブルワーカー”…笑える年代が限られたネタだなぁ。(^^;
死を間近に控えた偉人が、最後の一品を食しに訪れる不思議なレストラン。何にしても、前田さんがすごすぎ。(^^;
今回のお客様は、土方歳三、ナポレオン、オーストラリア皇后エリザベート、安徳天皇。
“生きるとは”、“失敗と成功とは”、“幸福とは贅沢とは”、“「本物」とは”、…今回も考えさせられ、学ばされます。
今日、行きつけの本屋さんで、些細なことでいがみ合う人たちを見かけました。お互いに少しずつ譲り合えば、諍いもなかったのになぁ。
しかし、土方さんって、そんなにズッギュゥゥゥンの方に似てますかねぇ? あ、確かに似てるか。(^^;
『Robotics;Notes』3巻…これも別シリーズが多いので気をつけないと大変なことに…。勘弁して欲しいです。
表紙を開いたらコレか!!(笑)11話の扉絵のようですが、この手の話だと未だに楳図絵が出る辺り、一種のシンボルになってますね。
今回のメインは、愛理ちゃん&ゲジ姉登場の幽霊話。君島コウという名前に、いつも飄々としていた瑞榎さんの表情一変。
JAXAが何かを打ち上げていた? 開かれたデータに書かれたのは事実? 廃館の地下にあった施設EGIシステムとは?
そして現実を突き付けられるガンつく1。物語がどんどん進んでいきます。もう、次巻予告のMr.ヒアデスが楽しみで楽しみで。(笑)
『南鎌倉高校女子自転車部』3巻…何だかんだ言って、校長さん、自転車部にめちゃ甘な気がしますよね。(^^;
今巻は、仮部活として始動した自転車部に、水泳部のエースが挑んでくる話。…ま、結局、いい人なんですけどね。
閉まりっぱなしの自転車屋が遂に開く! 店長さん幼すぎ。そして、自転車購入に関わるレクチャーなど。
で、正式な部活として認められるための実績づくりとして、“南鎌倉高校”で行われる、ナイタークリテリウムに参加するところまで。
レクチャーはすごく参考になり、現在クロスバイクを所有している自分からすると、「初心者はロード」はかなり納得。くそう。
『CarmineTRICK』…帯に“全ページ加筆・修正の決定版”と書かれていますが、決定版? で、結局続きは出るの?出ないの?
2012年、侵蝕者の脅威にさらされた世界で、逆賊扱いされる父から譲り受けたシステムを手にする“山田くん”。
カーマトリックシステムの、超兵器の設定が笑えます。現状、まさに地域限定、局地戦仕様。これで世界は救えるの?
個人的にツボにはまったのは、“TOKYO TOCHOSHA”ツインカーマニウムバズーカランチャー。こういうの好きです。格好いい!!
これも、巻数表記は無いのに話は全く終わっておらず、巻末にNEXTの表示付き。今の戦闘、続きが気になるんですけど~。
で、お薦めは、全く毛色の違う以下の2冊。


◆『よつばと!』12巻
まぁ、定番。何気ない日常なのに、面白い。幸せは、見方を変えれば、すぐ身近に、って感じられる作品かな。
と、いうか、とーちゃんがよつばちゃんを大切にしてるから、幸せが広がっていっているような気も。
今回は、ちょうちょ結び、ペンキ、ヘルメット、ハロウィン、キャンプ(前後編)。
一押しはペンキの話。いや、小さい子だからやらかしそうだなー、とは思ってましたが、見事にやらかしてます。
そして、とーちゃんに手に付いたペンキがとれないと言われてしまったよつばちゃんは、この世の終わりのようです。(笑)
で、次の話にもひっぱり、溜息炸裂。この時のレジのお姉さんが可愛い。<そこか!?(^^;
自転車屋さんへ行っても手の話題を振られ、逆にキレてしまうよつばちゃん。「赤はないかー!!」(笑)
あと、キャンプの話もよかったなぁ。「ちゃんといつもみたいにぽんぽんってして。」は、とーちゃんとの絆を感じるシーンでした。
と、いうわけで、今回もほのぼの楽しませていただきました。
◆『お気の毒ですが、冒険の書は 魔王のモノになりました。』1巻
最近のハヤリ?で、タイトルが長いです。と、いうか、表紙に存在感の大きなニチブン表記。そっちの方が気になったかな。(^^;
ハヤリと言えば、魔王様が現界するとか、魔王様が実はいい人だったとか、そういうの最近多いですよね。
これもそうかな?と、軽い気持ちで買ったのですが、全く大間違い。この魔王、本気で鬼畜です。
主役は、魔界の新王、ヴェルモート13世。
彼は“怠惰な狂王”として、一見緩やかに魔界を治めていましたが、その権力や富は、全て先代魔王から受け継ぎ、“与えられたモノ”。
“自分の力”だけで生きていこうと、地上征服を決意します。
なので、魔王軍などは連れず、自ら打った出来の悪い剣と、未だその心が自分のものにならないメイドのサラちゃんと共に、地上へ。
「死んだまま生きた18年は今終わる!!」
自信と誇りを持って、自ら“魔王”を名乗れるように。
…主役が魔王でなければ、自らの力で人生を切り拓いていく、まさに王道の展開です。
そして、始めに狙われたのは、ロッテンベルク王国。
王女付きの侍女は無惨に内蔵をぶち撒け、兵士たちは殺され魔や闇を産む贄とされ、残りの侍女は洗脳によって人形とされます。
また、国民を思う王女は、それ故に、魔王に愛玩動物として忠誠を誓うことに。
そんな王女を救うべく、“正義推参”!
しかし、一度は魔王を倒したかに見えたのですが、憐れ、死しても尚魔王に服従を誓う魔獣とされてしまいます。
この世界で言う“魔法”の威力は、最強のモノでも、石壁を貫ける程度のモノなのに…です。
つまりこの戦いは、圧倒的な力によるものでは決して無く、魔王の戦術・戦略の帰結。
ついに王女の心は壊れてしまいます…。
しかし、一面では、魔界と同じく国民の為?になる治世を行う姿も。
賢明なる独裁制か、衆愚なる民主主義か…、ある意味そういう部分についても内包しているのかも知れません。
さて、お話は、賢者と隣国の刺客の登場、また、かつて魔王を退けた聖剣の存在で、より面白くなってきています。
これからどうなっていくのか、続きがすごく楽しみです。
…ちなみに、絵柄と雰囲気に何かを感じていたのですが…、原作者…なるほど、アノ方でしたか。
ネット上では、減光したとはいえ、まだ尾の美しいパンスターズ彗星が観られたと報告があるのですが、さすがに自分は諦めムードかな?
では、再び積み上がり始めて危機感一杯(^^;の、3月期第3弾。
『キミは宙のすべて』…宙という言葉に惹かれて購入してみました。…もしかして、男の子の名前以外、天文関係なし?(^^;
母親の再婚を知って会いに行った莉花ちゃんは、母親の結婚相手の子である星夜くんと出会い、星夜くんは早々に告白。
莉花ちゃんの母親の離婚原因を知っている、幼なじみの銀河くんも、莉花ちゃんに思いを寄せていて、まさに少女漫画王道展開。
ま、それこそ王道展開なので、銀河くんに勝ち目は無さそうな気がするんですが…。(^^;
しかし何より、お母さんの離婚原因の方がなぁ…。それで別れなくてはいけないなんて、お父さんホントにそれでよかったの?
『アルヴ・レズル -機械仕掛けの妖精たち-』…巻数表記無いのに、完結してNEEEEE!! っていうか、後書きにそれ書かれても…。
と、いうわけで、小説のコミカライズではありますが、完全に導入部分のみ。やられた!という感じ。
仮想空間にいた人たちを襲った事件が、多くの人々の魂を消失させてしまいました。しかし、僅かながらそこから帰還する者もいます。
その帰還者(アルヴ)は、例外なく、ネットやそれに繋がる機械を操る能力を手に入れるので、利用しようとする者もいるようです。
別人の魂が帰還したらしいポエムちゃん(男?)と、元の女の子の義兄は、これからどうなるのか? …そりゃ気になりますよ。
『最後のレストラン』3巻…“スタイリー”“ブルワーカー”…笑える年代が限られたネタだなぁ。(^^;
死を間近に控えた偉人が、最後の一品を食しに訪れる不思議なレストラン。何にしても、前田さんがすごすぎ。(^^;
今回のお客様は、土方歳三、ナポレオン、オーストラリア皇后エリザベート、安徳天皇。
“生きるとは”、“失敗と成功とは”、“幸福とは贅沢とは”、“「本物」とは”、…今回も考えさせられ、学ばされます。
今日、行きつけの本屋さんで、些細なことでいがみ合う人たちを見かけました。お互いに少しずつ譲り合えば、諍いもなかったのになぁ。
しかし、土方さんって、そんなにズッギュゥゥゥンの方に似てますかねぇ? あ、確かに似てるか。(^^;
『Robotics;Notes』3巻…これも別シリーズが多いので気をつけないと大変なことに…。勘弁して欲しいです。
表紙を開いたらコレか!!(笑)11話の扉絵のようですが、この手の話だと未だに楳図絵が出る辺り、一種のシンボルになってますね。
今回のメインは、愛理ちゃん&ゲジ姉登場の幽霊話。君島コウという名前に、いつも飄々としていた瑞榎さんの表情一変。
JAXAが何かを打ち上げていた? 開かれたデータに書かれたのは事実? 廃館の地下にあった施設EGIシステムとは?
そして現実を突き付けられるガンつく1。物語がどんどん進んでいきます。もう、次巻予告のMr.ヒアデスが楽しみで楽しみで。(笑)
『南鎌倉高校女子自転車部』3巻…何だかんだ言って、校長さん、自転車部にめちゃ甘な気がしますよね。(^^;
今巻は、仮部活として始動した自転車部に、水泳部のエースが挑んでくる話。…ま、結局、いい人なんですけどね。
閉まりっぱなしの自転車屋が遂に開く! 店長さん幼すぎ。そして、自転車購入に関わるレクチャーなど。
で、正式な部活として認められるための実績づくりとして、“南鎌倉高校”で行われる、ナイタークリテリウムに参加するところまで。
レクチャーはすごく参考になり、現在クロスバイクを所有している自分からすると、「初心者はロード」はかなり納得。くそう。
『CarmineTRICK』…帯に“全ページ加筆・修正の決定版”と書かれていますが、決定版? で、結局続きは出るの?出ないの?
2012年、侵蝕者の脅威にさらされた世界で、逆賊扱いされる父から譲り受けたシステムを手にする“山田くん”。
カーマトリックシステムの、超兵器の設定が笑えます。現状、まさに地域限定、局地戦仕様。これで世界は救えるの?
個人的にツボにはまったのは、“TOKYO TOCHOSHA”ツインカーマニウムバズーカランチャー。こういうの好きです。格好いい!!
これも、巻数表記は無いのに話は全く終わっておらず、巻末にNEXTの表示付き。今の戦闘、続きが気になるんですけど~。
で、お薦めは、全く毛色の違う以下の2冊。


◆『よつばと!』12巻
まぁ、定番。何気ない日常なのに、面白い。幸せは、見方を変えれば、すぐ身近に、って感じられる作品かな。
と、いうか、とーちゃんがよつばちゃんを大切にしてるから、幸せが広がっていっているような気も。
今回は、ちょうちょ結び、ペンキ、ヘルメット、ハロウィン、キャンプ(前後編)。
一押しはペンキの話。いや、小さい子だからやらかしそうだなー、とは思ってましたが、見事にやらかしてます。
そして、とーちゃんに手に付いたペンキがとれないと言われてしまったよつばちゃんは、この世の終わりのようです。(笑)
で、次の話にもひっぱり、溜息炸裂。この時のレジのお姉さんが可愛い。<そこか!?(^^;
自転車屋さんへ行っても手の話題を振られ、逆にキレてしまうよつばちゃん。「赤はないかー!!」(笑)
あと、キャンプの話もよかったなぁ。「ちゃんといつもみたいにぽんぽんってして。」は、とーちゃんとの絆を感じるシーンでした。
と、いうわけで、今回もほのぼの楽しませていただきました。
◆『お気の毒ですが、冒険の書は 魔王のモノになりました。』1巻
最近のハヤリ?で、タイトルが長いです。と、いうか、表紙に存在感の大きなニチブン表記。そっちの方が気になったかな。(^^;
ハヤリと言えば、魔王様が現界するとか、魔王様が実はいい人だったとか、そういうの最近多いですよね。
これもそうかな?と、軽い気持ちで買ったのですが、全く大間違い。この魔王、本気で鬼畜です。
主役は、魔界の新王、ヴェルモート13世。
彼は“怠惰な狂王”として、一見緩やかに魔界を治めていましたが、その権力や富は、全て先代魔王から受け継ぎ、“与えられたモノ”。
“自分の力”だけで生きていこうと、地上征服を決意します。
なので、魔王軍などは連れず、自ら打った出来の悪い剣と、未だその心が自分のものにならないメイドのサラちゃんと共に、地上へ。
「死んだまま生きた18年は今終わる!!」
自信と誇りを持って、自ら“魔王”を名乗れるように。
…主役が魔王でなければ、自らの力で人生を切り拓いていく、まさに王道の展開です。
そして、始めに狙われたのは、ロッテンベルク王国。
王女付きの侍女は無惨に内蔵をぶち撒け、兵士たちは殺され魔や闇を産む贄とされ、残りの侍女は洗脳によって人形とされます。
また、国民を思う王女は、それ故に、魔王に愛玩動物として忠誠を誓うことに。
そんな王女を救うべく、“正義推参”!
しかし、一度は魔王を倒したかに見えたのですが、憐れ、死しても尚魔王に服従を誓う魔獣とされてしまいます。
この世界で言う“魔法”の威力は、最強のモノでも、石壁を貫ける程度のモノなのに…です。
つまりこの戦いは、圧倒的な力によるものでは決して無く、魔王の戦術・戦略の帰結。
ついに王女の心は壊れてしまいます…。
しかし、一面では、魔界と同じく国民の為?になる治世を行う姿も。
賢明なる独裁制か、衆愚なる民主主義か…、ある意味そういう部分についても内包しているのかも知れません。
さて、お話は、賢者と隣国の刺客の登場、また、かつて魔王を退けた聖剣の存在で、より面白くなってきています。
これからどうなっていくのか、続きがすごく楽しみです。
…ちなみに、絵柄と雰囲気に何かを感じていたのですが…、原作者…なるほど、アノ方でしたか。